TCXO

ちょっと古い記憶からメモることとする。

昨年

FT-857DMとFT-817ND、共にYAESUの人気あるリグであるが、これらを使ってQSO(無線すること)していると何やら聞こえる相手の声が変である。ダイアルで周波数を調整すると正常になる。そうしないと何を言っているか聞き取りにくい上に、おそらくこちらから送信したものは同じように相手には聞き取りにくいものになると思う。

おそらく電波形式がSSBなので特にそうなのだろうと思うが、どの形式でもずれていいことは無いと思う。因みにSSBとはSingle-Side-Bandの頭文字をとったもので、どちらかの側波帯のみ使った形式である。漢字でフルに書くと「抑圧搬送波単側波帯」となるが、ここでは説明しない。詳しいことを知りたい方は

変調方式

抑圧搬送波単側波帯

とかで検索すると説明があると思う。

SSBでは周波数がずれると声のトーンがやたらに高いか低いかの聞きにくい状況になる。

普通、リグは周波数の微調整もできるが、ある決まったステップで周波数を切換ることができるダイアルもあり、例えば5kHzステップで段階的に変更できるようにしてある。ただ、このような聞きにくいレベルの調整は微調整用のダイアルで行う。

周波数のズレとTCXO

おそらくこれは元々の周波数のずれ、温度変化による移行だろうと多少の知識のある私は想像した。カタログなどで確認するといろいろ説明があり、電源投入から1時間までは云々、とかある。やはりである。

具体的な数値は±4ppmとかだが、なんだか大きい。いろいろ調べると安定性がイマイチ。そのうちこんなのをネットで見つけた。TCXOという温度補償ありの水晶発振器である。ただ、価格がメーカーオプションでもあるように結構いい値する。が、±4ppmが±0.5ppmとかになるらしいので、早速試したい。

TCXO-9 スタンダード 高安定温度補償水晶発振器  FT-857D/FT-817NDに対応

TCXO-9 スタンダード 高安定温度補償水晶発振器  FT-857D/FT-817NDに対応

出版社/メーカー: 八重洲無線

メディア: エレクトロニクス

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互換品もあったのでちょっと心配でもあったが、ダメもとでこっちを購入して試すことにした。取り付け方に注意が必要とあるが、動作しなかったというレビューはひとつもなかったので。仮にダメでも元に戻せばいいという遊び心も手伝って。

取り付け方法

リグの上蓋のみ取り外し、こいつと交換するだけ。もちろん電源はOFFにしておくこと。このリグの上蓋にはスピーカーが取り付けられているのでそのねじは外さないように注意することが必要です。

取り付けは上下逆さまに挿入すること。

なお、FT-817NDにつけたときは蓋側のクリアランスがぎりぎりなのでテープを貼っておきます。

運用結果

電源投入時、また、数時間経っても使っている分には周波数ズレはまったくわからないほどでした。反対に他局のズレが気になるのがデメリット?です。

気をよくしてもう1台も購入し、FT-857DMとFT-817ND両方で使用しています。もちろん数ヶ月たった今でも全く問題ありません。非常に快適です。

最新型のFT-818ではこれが標準装備となっているようでありいいですね。

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