ワイヤーダイポール その1

経緯

昨年からHFに出たくてアンテナをどうしようかと考えていた。ちょうど移動運用のアイテムを揃えている最中でもあったので予算としてあまり心許なかったこともあり、固定用として、まずはワイヤダイポールアンテナにしようと考えた。ワイヤダイポールとはその字の通り、アンテナの長い部分を電線などのワイヤで構成するということです。

例えば市販品の例ではこんなのがある↓

ダイポールアンテナというのは中央に給電部(無線機からの接続部分)を持ってきて、両側へ1/4λの長さのエレメントを取り付けるアンテナである。ということは全幅1/2λとなる。

  1. λはラムダと呼び、電波の1波長のことを指す。波長は 300÷周波数[MHz] で算出できる。
  2. 例えば50MHzでは1λは6mとなる。
  3. ダイポールアンテナの全幅は50MHzだと3mとなる。(1/2λ)

昨年製作した21MHz用

まずはこれで製作しようと考えた。因みにコストはアンテナ本体のみで2000円程度もかからなかった。周波数は21MHzとした。塩ビパイプを適当な長さに切って、中にバランを入れて作った。

バランとは、balance unbalanceの先頭文字をとった名前であり、不平衡と平衡を変換するもの。

このアンテナは2017年11月あたりにテレビアンテナ用のポールや周辺の木を利用してとりあえず実験的な感じで設置してみた。

結果としてはあまり電波が飛ばない。おそらくワイヤーと屋根とが近すぎたのであろうということが後でわかった。

通常、ワイヤーと屋根とは半波長(1/2λ)程度は離したほうがいいということなので、21MHzでは1/2λは約7.5mとなる。屋根とは2mくらいだったのでこれはダメだ、ということでした。

このアンテナはしばらく受信用として使用していたが、そのうち見向きもしないようになり、放置した。北陸の風雪に晒されながら。

(2018年10月記 メモとして記録しました)

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