中古リグはお買い得か

開局されてリグを入手しようとするとき、皆さんはどんな方法で手に入れているのかと思う。方法は以下のどれか。

  1. 新規購入
  2. 誰かから譲ってもらう
  3. 中古購入するまたはオークションから

私も現在、固定局のがないので100Wクラスのリグを捜しているのであるが、予算が有り余っているわけではないのでそこが悩みどころである。

この方法のひとつである中古またはオークションからのリグについて考えてみたいと思う。ひとつのリグに対する相場はどう考えるかは購入する局の価値観もあるので一概には言えないが、いくつかの観点、特に部品面から見たいと思う。

外観

これまで使われていた物であるから、傷、色あせ、表示部のスリ傷、凹み、たばこ臭は程度の差こそあれ、あって当然である。

外観はどうでもいいから中身がしっかり動作してくれればいいと思うのが皆さんの願いだと思う。しかし、レトロ機でインテリアとして手に入れる場合は外観優先で結構かもしれない。

ただ言えることは、外観が綺麗だと言うことは丁寧に扱われていた場合が多いので故障も少ないのではという考えを持っている。自家用車も同じかと。

保証

1年未満のほぼ新品は別として、保証期間の過ぎた物がほとんどである。なので入手直後の不動作は別として、しばらく使った後の故障発生時はどうするかというところである。

故障したら自分で修理するよ、とか、修理できる故障なら問題ないのであるが、基本的に保証がないので他への修理依頼は実費になる。

修理費の割合が中古購入時に較べて小さければ修理しようという気も起るが、例えば3万円で購入したリグの修理費が2万円だったらどうする。

トランシーバの性能

ここ最近のリグは送受信とも値段の割には結構な性能となっており、特にDSP、表示関連など、かなり前のリグと比べると使いやすくなっていると思う。

それでも新旧問わず、あのA機は古いけど送受信はいいよ、とか、この前出たB機は受信がイマイチといった情報も聞く。

であれば、古めでも基本性能がいいリグなら実戦使用できそうでもある。スコープとかの機能が不要ならばである。

新スプリアス規格

この規格に対応していないと平成34年11月30までしか使えないとある。あと4年である。(平成34年はないけどね。2022年です)

そこまでしか使用しないなら未対応機でもいい。

業者がもう測定した対応機種なら使用できる。

ずーっと使うなら対応機です。

このあたりも考えたいところです。未対応機は中古市場でも安めです。

評判

あとちょっと検索でもして頭の隅に置きたいのがそのリグの評判。

全く根拠のない情報もあるが、いくつかヒットすれば信憑性があるのである程度信頼してもいいと思う。

ただこの評判について、自分が納得できたり、どうでもいいことなら中古リグ購入には関係ないし、無視してもいい。

部品劣化

よく半導体は半永久的だという考えがある。これは半分正解であり、半分間違いである。

我々がリグを使う環境は寒暖あり、水分ありの状況なので、金属のさび、部品表面の変質などで寿命がある。

また、アルミ電解コンデンサなどはスペックをみてもわかるように、寿命がある。通常は数千時間である。温度で度合は変化するが、内部温度が40℃だとすると単純計算では連続通電で10年もすれば寿命である。普通は連続通電などしない、という場合でも徐々にではあるが劣化している。

また経験ある方もおられると思うが、ボリュームやエンコーダなども酸化や使用での摩耗でだんだんとおかしくなる。

大概のリグは周波数などの表示があるが、このパーツも劣化する。特に液晶はドット抜け、ひどいときには線が入ったりして読めないようになることもある。

それでも中古

予算があれば新品でもいいが、気軽に扱えるという点や、古くても上記のようなリスクがあってもいいや、という向きには中古リグも有りです。

特に故障した場合に修理できたりすると嬉しさ倍増です。そういう意味で技術を磨くのもありです。

意外と古くても良いリグも存在します。現在はそういうリグも含め、探しまくっている最中です。

お買い得かどうか。それは個人個人の価値観と結果ですね。探している方は頑張ってください。楽しいひと時です。

 

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